インドネシア通信

サステナブル・フード・キャンプ2024―食品産業における未来の可能性を切り開く

マレーシア・プトラジャヤのDewan Seri Melatiで2024年2月28日〜29日に開催されたこのイベントは、持続可能な食品産業にとって重要な節目となりました。「サステナブル・フード・キャンプ2024(SFC2024)」は、「未来の食品産業へのインパクトを創造する」をテーマに、アジア各国からリーダー、イノベーター、賛同者が一堂に会し、より持続可能な未来に向けた展望、実践、解決策を共有しました。SFC2024のアジェンダは、最先端技術とともに、多様な食の歴史的文化、伝統、知恵に焦点を当てたものとなりました。

イベントでは、味の素、キッコーマン、池田糖化工業、三菱UFJ銀行などの主要提携先が紹介されました。インドネシアのジャカルタの調査会社、インドネシア総合研究所(IRIJ)も、CEOであるアルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホ氏と数名の職員がこのイベントに参加しました。IRIJは、同社の主力製品である保存料不使用の自家製チップス「ハッピー・テンペ」を展示しました。

「ハッピー・テンペ」をSFC24に展示した第一の目的は、アジアの食品産業ビジネスとの強力な提携関係を築くことでした。この提携を結ぶことで、持続可能な食文化への新たなアプローチが生まれるきっかけとなることを目指しました。この一歩は、より幅広い提携の機会を開き、他の企業がサプライチェーンに持続可能な手法を取り入れるきっかけとなることでしょう。

IRIJの積極的な参加とサステナブル・フード・キャンプ2024へのハッピー・テンピの出展によって、持続可能な食品産業への展望がより具体的なものとなりました。協働と革新の精神があれば、持続可能な食品産業というビジョンは単なる夢ではなく、共に実現できる現実となることでしょう。

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