インドネシアでは現在、学校教育の場にとどまらず、研修やオンラインコースなど、学生の知識を広げるためのさまざまな取り組みが行われており、ソロのAl Azhar校は、国際的に通用する知性と技術を備えた学生を育成することで知られています。同校は、日本との交換留学プログラムを立ち上げており、これを支援するために、経営コンサルティングや市場調査を行うインドネシア総合研究所(IRIJ)が、特に教育分野において、日本とインドネシアの橋渡し役としての役割を強化しています。インドネシア総合研究所は最近、10月下旬から11月にかけて日本を訪問する学生たちに、現地でのコミュニケーションに不可欠なスキルや文化的な知識を習得させるための日本語準備クラスをソロのAl Azhar校で実施しました
このプログラムは2つの部で構成されていました。1つ目の部では、くるみ先生が指導し、自己紹介に重点を置いており、生徒は改まった敬語での自己紹介の練習をしました。2つ目の部では、なほ先生が指導し、日本文化の常識について掘り下げ、買い物時のマナー、挨拶、避けるべき行動など、基本的な事項をカバーしました。
インドネシア総合研究所では、日本語と日本文化に精通した日本語ネイティブスピーカーを講師として採用しており、学生は日本での日常的な対話を実践的に理解することができます。学生は、食べ物を注文したり、店で会話したり、自信を持って自己紹介をしたりするなど、実践的な練習を行い、会話力と適応力を高めています。
この教育プログラムは、単に日本語を指導するに留まらず、慣習や社会規範、礼儀作法や基本的なルールなど、日本文化への理解を深めることを目的としています。インドネシア総合研究所は、日本での社会生活を円滑に送るための準備を学生に施し、よりスムーズな文化適応を促すことを目的としています。インドネシア総合研究所は、このような取り組みを通じて、国際理解に貢献するとともに、日本とインドネシアの関係強化にも貢献していきたいと考えています