インドネシア総合研究所(IRIJ)は、ソロでゲーム産業セミナーを開催し、日本とインドネシアの橋渡し役としての活躍をしました。このイベントは、インドネシア総合研究所と、エンタメ業界の牽引役を目指す日本の有名なゲーム企業であるCygamesとの連携によるものです。本セミナーは、文化的な結びつきを強化し、インドネシアのゲーム産業におけるチャンスを切り開くことを目的としています。
本イベントは、Yayasan Masyarakat Indonesia Emas (YMIE)のマルスディ教授による開会挨拶で幕を開けました。マルスディ教授は、急成長しているゲーム産業を通じて日本とインドネシアの文化をつなぐ本セミナーの重要性を強調していました。
インドネシア総合研究所のCEOであるアルベルトゥス氏は、特にゲームのようなクリエイティブな産業分野の日本からの投資機会についてプレゼンテーションを実施しました。同氏は、開発者との連携に興味を持つ日本の投資家を惹きつけることで、インドネシアがその大きな可能性をどのように活用できるかを強調しました。一方、Cygamesのマネージング・ディレクターである鈴木氏は、ゲーム業界におけるビジネス戦略についての見識を共有しました。
このイベントは、インドネシア政府からも支援を受け、通信情報技術省(Kominfo)のデジタルエコノミー担当ディレクター、ボニファシウス・ワヒュ・プジアント氏が出席しました。同氏の出席は、インドネシアにおけるゲーム産業の成長を支援する政府の協力を強調するものでした。
セミナーには、起業家だけでなく、ソロや中部ジャワのゲーム開発者たちも参加しました。本セミナーが、インドネシアのゲーム開発者たちに、より高度で革新的なゲーム作りを模索する意欲を与えることが期待されています。また、このイベントは、インドネシアの開発者が国際的なパートナーと協力することを奨励し、インドネシアのゲーム産業が継続的に成長し、国家経済に大きく貢献できるようになることを目標としています。