インドネシア総合研究所(IRIJ)が運営する職業訓練機関「Terakoya Tokyo日本語学校」が、ボゴールのチケアスに正式に開校しました。日本語を母国語とする教師陣が所属する本校は、日本で働くために必要なスキルと資格を学生に身につけさせることを目的としています。
開校イベントは、司会者による賑やかな紹介で始まり、当日の活気ある雰囲気を盛り上げました。最初のスピーチは、インドネシア総合研究所のCEOであるアルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホ氏によるもので、資金面での協力において重要な役割を果たしている、マディナ・シャリーア銀行を含め、Terakoya Tokyoの設立を支援いただいたすべての関係者に深い感謝の意を表しました。アルベルトゥス氏は、インドネシアの若者の教育機会と就職の可能性を高めるというインドネシア総合研究所のコミットメントを再確認しました。
Terakoya Tokyo日本語学校の主な出資者は、将来について楽観的な見通しを語りました。彼は、日本の若者人口の減少とインドネシアの若い人材の貢献の必要性を強調しました。Terakoya Tokyoがインドネシアと日本の強力な架け橋となり、相互の成長と理解を促進することを願っていると述べました。
職業訓練機関の設立における重要なパートナーであり投資家でもあるバクティ・ソエラート財団のオーナーのソエラート氏は、他者を援助する取り組みに関して強調し、感動的なスピーチを行いました。Terakoya Tokyoの設立は、善を行い、前向きな変化を生み出すという財団のビジョンの証であると語りました。
イベントでは、学校の将来の成功のために祝福を願いました。その雰囲気は、インドネシアと日本の文化的パフォーマンスによってさらに盛り上がりました。インドネシアのダンサーたちは、優雅さと奥深さで知られるアチェの伝統舞踊「ラトー・ジャロエ」を披露し、日本のパフォーマーは、力強いリズムで観客を魅了する日本の伝統芸能「和太鼓」を披露しました。
開校式は、アルビー氏、カズヒロさん、ソエラート氏による、感謝と未来への希望を象徴するタンペンのカットで最高潮に達しました。また、第一期生の代表者たちが、Terakoya Tokyoでの教育への感謝と成功への抱負を、心を込めてスピーチしました。
司会者の熱烈な締めくくりでイベントは閉会し、その後に施設や学習環境を紹介するガイドツアーが行われました。開校式の最後には、Terakoya Tokyo日本語学校とそのコミュニティーの未来への大きな希望と抱負を象徴する式典が行われました。