西ジャワ州投資・ワンストップ総合サービス機関(DPMPTSP)主催の人材育成イベントで、インドネシア研究所(IRIJ)CEOのアルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホ氏がメインスピーカーを務めました。最初のセッションでは、アルベルトゥス氏が「投資家の視点」から、「インドネシア投資の機会と課題」と題したプレゼンテーションを行いました。また、スピーチ・プレゼンテーションコーチのステニー・アグスタフ氏による、効率的な投資売り込み戦略に関する第2セッションも行われました。参加者には、民間企業の代表者、西ジャワ地域所有企業(BUMD)、インドネシア銀行(BI)のメンバーが含まれていました。
アルベルトゥス氏は、まずインドネシア総合研究所を紹介し、インドネシアにおける日本の投資家のための市場調査と事業開発におけるインドネシア総合研究所の極めて重要な役割を強調しました。また、雇用の動向や銀行の金利など、日本の現在の経済状況についての見解を示し、ASEAN諸国間のビジネスのしやすさを比較しました。また、インドネシアの投資規制に関するレビューでは、他のASEAN諸国と比較してインドネシアに投資するメリットについて包括的な見解を示しました。
インドネシア総合研究所の日本企業支援の実績を紹介し、インドネシア総合研究所が西ジャワ州政府をどのように支援できるかを説明しました。この支援の内容には、ウェブポータルの普及、インドネシア企業向けのサブスクリプション・サービス、毎月の日本代表団のインドネシア視察の企画、ビジネスと産業のつながりを育むための両国でのセミナー開催などが含まれています。インドネシア総合研究所はまた、日本国内のインドネシア企業にヘルプデスク・サービスを提供し、事業提携のための視察会を促進し、インドネシア代表団を日本に招聘しています
アルベルトゥス氏は、インドネシアにおける投資機会について議論し、投資家が直面する課題を特定し、これらの障害を克服するための解決策を提案しました。また、投資環境の整備における政府と民間セクターの協力の重要性を強調しました
イベントの最後には、戦略的投資のための売り込みの実践が行われ、参加者は同業者から建設的なフィードバックを受けました。このセッションは、参加者が日本からの投資を誘致し、インドネシアで事業を成長させる機会を活用することへの理解を深めることを目的としていました。