インドネシア総合研究所(IRIJ)は、インドネシアにおける日系企業の発展を支援することを目的とした調査会社です。インドネシア総合研究所の主要部門のひとつは言葉に関する部門で、バンドンにあるJWindやManpowerなどの職業訓練機関(LPK)を統括しています。2024年6月10日、インドネシア総合研究所はバンドンにスエナミ職業訓練機関を設立しました。
インドネシア総合研究所は、スエナミ氏が率いるSuenami Kogyoとの連携を通じて、日本の人材ニーズに応える可能性を最大限に引き出すことを目指しています。この取り組みは、生産年齢人口が今後大幅に減少すると予測される日本の人材難に立ち向かうものであります。
就任式では、インドネシア総合研究所のアルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホ代表と、Suenami Kogyoのスエナミ代表がスピーチを行いました。このイベントには、インドネシア総合研究所のスタッフ数名、スエナミ職業訓練機関の運営者、スエナミ職業訓練機関の入学生20名も参加しました。インドネシア教育大学(UPI)の学生による日本の楽器「大正琴」やインドネシアの伝統舞踊「カトゥンビリ舞踊」などが披露され、会場は大いに盛り上がりました。祝賀会のハイライトは、テープカットとタンペン(インドネシアの伝統的な米料理)カット、そして閉会式と懇親会でした。このイベントで興味深かったのは、生徒たちが日本の書道の芸術を学んだ「習字教室」でした。
スエナミ職業訓練機関は、生徒が日本で働くために必要な健康要件を満たし、必要なスキルを習得し、日本語能力を開発するための準備をするように設計されています。スエナミ職業訓練機関は、経験豊富で認定された指導スタッフを有しており、就労希望者の福利厚生と居心地の良さを保証しています。スエナミ職業訓練機関の大きな強みのひとつは、特定技能労働者(SSW)ビザを取得するための包括的な研修プログラムです。特定技能労働者ビザは、外国人が日本人労働者と同じ権利と義務を持って日系企業で働くことを可能にするものです
スエナミ職業訓練機関は、日本での就労を希望する人々の橋渡しをし、日本の労働力として成功するために必要なスキル、知識、サポートを提供します。この取り組みは、インドネシアと日本のより強い絆を育みながら、日本の人手不足に大きく貢献することが期待されています。