インドネシア通信

BMC(ビジネスモデル・キャンバス)ワークショップで従業員に活力を:BMCの構想から実行へ

現代のような産業構造の時代においては、企業はもはや従業員を単に定型業務に従事させるだけでなく、個人の可能性や興味を探求し、職業生活をより豊かなものにすることが求められています。インドネシア総合研究所(IRIJ)は、市場調査と事業拡大の分野の専門的企業として、従業員の能力向上に尽力しています。IRIJは最近、ビジネスモデル・キャンバス(BMC)に関する非常に参考になる有益なワークショップを開催しました。2023年9月30日に開催された本ワークショップは、4つの奥深いセッションから構成され、現代の産業界におけるBMCの重要性についての貴重な見識を社員に提示しました。

1セッション:オープニング・セッション「生きがい」という概念

ワークショップは、インドネシア総合研究所(IRIJ)CEOであるアルビー氏による「生きがい」の概念についてのオープニング・セッションから始まりました。日本由来の「生きがい」は、意義ある人生の本質を体現し、個人に人生の目的を与えるものです。参加者は、情熱、使命、天職、職業のバランスをとりながら、仕事に喜びとやりがいを見出すための深みのある気づきを得ました。

2セッション:導入ビジネスモデル・キャンバス

第2セッションは、ファズリーナ氏によるビジネスモデル・キャンバス(BMC)の深掘りでした。本セッションでは、BMCの基礎について掘り下げ、この枠組みがいかにシンプルで効果的な方法で、ビジネスモデルを設計、開発、可視化するのに役立つかを説明しました。参加者は、BMCの主要な要素を習得し、以降のセッションの基礎固めを行いました。

 

3セッションBMCの利点と導入

イブラヒム氏が進行役を務めた第3セッションは、ワークショップの目玉でした。本セッションでは、IRIJのビジネスにおけるBMCの利点と導入について詳しく解説が行われました。参加者は、自らの事業戦略でBMCを実践的に導入するための知見を得ることができました。

4セッション:BMCの実践と発表

最終セッションでは、参加者が実践的な演習で得た知識を活用する機会を与えられ、満足できる幕切れとなりました。その時間では、各自がBMCを使ったビジネスモデルの設計に挑戦しました。その後、参加者は自分の成果を発表し、互いに学び合い、専門家や仲間から建設的なフィードバックを受ける機会を得ることができました。

本ワークショップを通じて、IRIJ社は社員にBMCに関する貴重な知識を付与するだけでなく、職場における「生きがい」を追求するよう促しました。BMCの本質を理解することで、社員は知的で革新的かつ持続可能な事業戦略を立案し、事業に好影響を与えながら競争市場において永続的な成功を収めることができるのです。

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