2023年9月24日から25日にかけて、長尾義久氏がインドネシアを訪問しました。長尾氏は、アセットマネジメント、経営、金融、保険などのコンサルティング・サービスを提供するヴァージル・アセット・マネジメント株式会社の会長である。今回のジャカルタ来訪は、長尾氏がインドネシアでの事業展開の可能性を熱心に探った成果です。長尾氏は、インドネシア企業とのつながりを構築するための橋渡し役として、日本とインドネシアの事業・提携の発展に向けて尽力しているインドネシア総合研究所(IRIJ)に熱心に働きかけました。
長尾氏は、自社が提供できるサービスを求める企業を探す第一歩として、ジャカルタ高速鉄道(MRTJ)にたどり着きました。MRTJは鉄道を利用した公共交通システムで、現在インドネシアの首都住民の足として活躍しています。長尾氏はIRIJとともに、MRTJとの事業連携の可能性について興味深い議論を交わしました。
長尾氏は、ミニマルなデザインの住宅を特徴とするプロジェクト「グリーン・サマラ・ビンタロ」へと足を運びました。この素晴らしいプロジェクトは、IRIJとインドネシアの住宅デベロッパー、PT Sukses Dua Samudera(アマルタ・エイト・プロパティ)との連携の賜物です。これは、IRIJの焦点がインフラ開発にとどまらず、現在の市場動向に沿った不動産事業開発への扉を開いていることを示しています。今回の来訪で長尾氏は、プロジェクトの進捗状況とインドネシアの不動産業界への積極的な貢献について具体的な理解を深めました。
事業開発のアイデアは、インフラや不動産開発だけにとどまりません。インドネシアのビジネス・エコシステムをより深く理解し、より幅広い投資機会を探るため、長尾氏は、IRIJの子会社で健康・フィットネス分野に注力しているカラワチのピラティススタジオを訪問し、熱心な調査を続行しました。長尾氏は、ピラティスが幅広い層に人気があり、事業展開の可能性があることを確認しました。
また、IRIJと連携して事業を拡大している料理事業会社Hollycowのオーナーであるアフィフ氏とも、事業代表者との商談が行われました。長尾氏の訪問とIRIJとインドネシア企業との継続的な協力関係は、インドネシアへの投資と開発を強化するための国境を越えた連携精神を示すものです。これは、両国の経済成長を促しながら、インドネシアと日本の関係を強化するための重要な一歩となるでしょう。