インドネシア通信

ビジネス・モデル・キャンバスを活用した教育交流の模索: 武蔵野大学がCikeas自然学校を視察

2023年9月5日、西東京市の高等教育機関である武蔵野大学が、インドネシアのボゴール県にあるCikeas自然学校を視察しました。この共同プロジェクトは、ビジネス・コンサルティングおよび調査会社であるインドネシア総合研究所(IRIJ)の主導で実現しました。その目的は、インドネシアの教育システムを掘り下げることであり、特にCikeas自然学校の革新的な取り組みに焦点を当てました。

今回の視察では、IRIJ事業開発部のファズリーナが、武蔵野大学の学生20名(学部長以下、講師陣)を前に、ビジネスモデル・キャンバス(BMC)について講演を行いました。BMCは戦略的な経営管理ツールであり、ビジネスのコンセプトやアイデアを可視化し、評価するのに役立ちます。このプレゼンテーションの目的は、起業家たちが将来の事業を立ち上げるために必要な知識とツールを身につけることだ。BMCに頼ることで、彼らはビジネスモデルを構築することができ、従来のビジネスプランの不必要な詳細を効果的に省くことができます。

プレゼンテーションの後、生徒たちは小グループに分かれてブレインストーミングを行い、Cikeas自然学校のビジネス・モデル・キャンバスを作成しました。この実践的なアプローチにより、教室は実社会の問題解決の場へと変貌しました。その後のセッションでは、各グループの代表者が革新的なアイデアを披露しました。その提案は、日本とCikeasの間でサマースクール・プログラムを設立することから、学校のカリキュラムに植物学の授業を導入すること、さらには生徒が高齢者を日本旅行へアテンドできるようなイベントを企画することまで、多岐にわたりました。.

IRIJは、この有益な交流の主催者および進行役として、武蔵野大学の学生の熱心な取り組みに深い感謝の意を表しました。このような経験を分かち合ったことは、間違いなく参加者に持続的な影響を与え、学んだ教訓は、両校の教育と起業家精神の将来を形作っていくことでしょう。

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