日本で働くことを希望するインドネシアの人材の研修・教育の質を高めるための、大きな成果がありました。インドネシア総合研究所(IRIJ)はこのほど、フマイラ・アキラ職業訓練機関(LPK Humaira Akira)を訪問しました。訪問は2023年4月30日に行われ、ジャカルタから約3時間離れたチアンジュールにあるフマイラ・アキラ職業訓練機関で行われました。研修所では、インターンシップ、看護、学習プログラムなど、日本人のニーズに対応した様々なプログラムを提供しています。
IRIJ傘下の職業訓練機関のひとつが、バンドンにあるJWINDです。事業開発責任者であるFrezza氏が代表を務めるインドネシア総合研究所と、創立者であるSuhendar氏が代表を務めるフマイラ・アキラ職業訓練機関との会合は、JWINDが提供する教育の水準を向上させたいという共通の願いによって実現されました。このイベントは、JWINDの建設的な比較・強化プロセスのためのプラットフォームを確立し、グローバルな雇用市場に向けた高度なスキルを持つ人材の育成に貢献することを目的としています。
この会合の間、両者はフマイラ・アキラ職業訓練機関が採用した指導方法、教育システム、採用手順について包括的な議論を行いました。特筆すべき点は、生徒に家族のために資金を貯蓄することを奨励し、それによって最終的にインドネシアでの住宅購入を促すという、同機関の革新的な手法でした。
この会合は、インドネシアの人材のための教育環境の最適化に向けた素晴らしい前進を意味する貴重な場となりました。知識、見識、革新的なアイデアを共有することで、両機関は国際的な職場環境で活躍できる有能な人材を輩出することを目的とした素晴らしい協力関係を築きつつあります。両機関がその手法に磨きをかけることで、その恩恵は両機関の壁を越えて拡大し、インドネシアの人材やより広範な世界の雇用情勢に影響を与えるに違いありません。