2023年4月は、PTインドネシア総合研究所ジャカルタ(IRIJ)とPTスクセスドゥアサムドラ(SDS)にとって画期的な月となりました。IRIJは、不動産開発分野での日本の投資をSDSが管理することに成功し、具体的にはビンタロに建設される住宅複合施設「グリーンサマラ」として知られるプロジェクトに投資家が参加しやすくなりました。SDSの不動産開発における経験とセールスの専門知識があるため、このプロジェクトへの投資意欲が高まっています。
このプロジェクトの第一段階は、2023年4月に完了しました。この段階では、Suka Bakti、Serua Indah、ビンタロに位置する4965平方メートルの土地の取得が行われ、後に63棟の住宅開が発されます。この段階では、両当事者が地主と価格や費用の負担について交渉することが非常に重要です。また、この第一フェーズにおいて、対象物と主体の合法性はインドネシアの法律に準拠している必要があります。タイムラインの制約も第一フェーズでの困難ですが、両者の協力によって克服できるでしょう。
次の作業フェーズでは、土地の開発が行われます。このフェーズは5月から6ヶ月続きます。この段階で行われる作業は、現場での肉体労働を伴うため、建設会社は適切な教育と経験を持つ従業員を必要とします。このプロジェクトには、約20人の開発チームが雇われました。このチームは、以前にも共同で仕事をしたSDSのパク・バドリ氏がリーダーシップをとっています。競争力のある販売価格に加えて、建設される建物の品質も業界の競争において重要な役割を果たします。
第二フェーズでは、複数のステージがある土地の整備作業が行われます。
1.土地の整地作業。このプロセスでは、土地上の既存の植物を伐採して土地を均等に整え、不均等な土地がある場合にはカットアンドフィルのプロセスを行います。
2.土地の囲い込み。このフェーズでは、住居クラスターとして利用される土地の周囲に高さ2〜3メートルの壁フェンスを建設します。この壁フェンスは、クラスター環境の安全性と排他性を高める役割を果たします。
3.クラスターゲート、セキュリティポスト、マーケティングギャラリーなどの初期クラスターインフラの建設。これにより、住宅の建設が完了する前に販売を円滑に進めることができます。
4.道路や水路などの公共インフラの建設。
5.潜在的な購入者のためのショーケースハウスとして使用される単一のモデルハウスの建設。
上記のフェーズに加えて、ビンタロの販売代理店との協力によるマーケティングプロセスも行われています。SDSチームが既に所有しているつながりを活かし、多くのインプレッションに到達できるデジタルマーケティングツールを使用しています。
また、物件への来訪者を引き付けるために2週間に1度のオープンハウスも行われます。さらなるマーケティングツールとして、SDSチームはチラシ、グラフィック、写真、見取り図を作成します。
住宅の販売がこのプロジェクトの主な目標なので、SDSチームとIRIJチームは、このプロジェクトにすべてのマーケティングおよび販売リソースに投入します。